輸送形態 - 昼間時ダイヤ(大阪線・神姫線・宝塚線)

日中下りダイヤグラム

昼間時ダイヤグラム クリックで拡大
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日中運行本数

日中1時間当たりの運転本数  クリックで拡大
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関西圏の1時間当たり運転本数(路線図風)  クリックで拡大
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昼間時ダイヤ概観

 特急が岡阪特急と阪姫特急合わせて毎時2本、急行が毎時4本、準急が毎時4本、快速が毎時6本(神戸方面3本、宝塚線方面3本)、普通が大阪口は毎時6本(神戸方面3本、宝塚線方面3本)、姫路口は毎時4本運転される。

 大阪線・神姫線では、明石前後を境にダイヤの構成が変わる。準急が下畑~明石で各駅に停車するため分かりにくくはなっているが、大阪梅田~明石では急行準急が無料優等列車(かつ有効列車の軸)として機能しており毎時6本の運転。各駅停車も毎時6本の運転。(名谷~明石は準急の役割が重複している。) 対して、明石以西では、無料優等列車が毎時4本、各駅停車が毎時4本となっている。これは、明石を境に需要に壁ができていることが大きい。(参考:各駅乗降客数

 宝塚線では、快速・普通ともに各駅に停車し、毎時6本の運転となっている。

 以下に、各区間ごとに詳細を見ていく。

 

宝塚線・大阪線大阪梅田~上甲子園

 このエリアでは、急行準急が通過するため、快速と普通を利用することになる。

 10分毎に、宝塚線快速と大阪線普通、大阪線快速と宝塚線普通がセットとして運転され、尼崎で接続している。

 大阪梅田へは、快速に乗車 or 尼崎で快速に乗り換えることにより、有効本数は6本となっている。大阪梅田から尼崎以西の各駅に向かう場合は、大阪梅田地下ホームから発車する先発列車に乗ればよく、乗車機会は12本となっており、利便性は高い。

 神戸方面へは、快速・普通に乗車し、西宮で急行準急に乗り換えることにより、有効本数は6本となっている。宝塚線内や大淀~杭瀬間からは、大島or尼崎と西宮で最大2回乗り換える必要がある。大阪方面に比べ利便性は落ちる。

 

西宮~明石

 このエリアでは、無料優等(急行準急) が毎時6本、各駅停車(快速・普通、名谷以西は準急含む) が毎時6本運転され、疑似的な10分ヘッドのダイヤとなっている。(名谷~明石間はだいぶ崩れるが) 無料優等と各駅停車は、西宮・湊川・名谷・明石で接続している。(名谷は急行のみ接続、明石は4本のうち2本の急行のみ各停と接続)

 大阪梅田・神戸三宮へは、ともに基本的には有効列車本数は6本となっている。

 

林崎~姫路

 このエリアでは、無料優等(急行)が毎時4本、各駅停車(準急快速・普通)が毎時4本運転されている。ほぼ15分ヘッドのダイヤとなっている。無料優等と各駅停車は、東二見・大塩で接続する。

 各駅停車は、東二見で系統が分断されている。大阪・神戸方面は8両編成で運転されているが、姫路方面は4両編成となる。

 大阪梅田・神戸方面へは、基本的に有効列車本数は4本となっている。また、大阪梅田や神戸三宮から特急停車駅に向かう場合、急行より特急が先発するのであれば、到着時刻が20分近く開く場合がある。